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【アートギャッベ展】スタッフのおすすめ vol. 1

2023/09/16(土)

 

 

皆さまこんにちは

CLASSICAスタッフのモリタです*

本日は現在開催中の「アートギャッベ 250枚展 9/15-24」より、私のお気に入りのギャッベを5つご紹介いたします。

 

 

まずはこちら

土のような深いブラウンに一目惚れしました。

敷くと大地を踏みしめているような、研ぎ澄まされた感覚になれそうです。

使われている羊毛は茶色い羊の原毛なのかな?と思うのですが、よく見るとほんのりと濃淡がありなんとも素敵な色あいです。

 

 

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2つめはこちら

こちらも印象的な美しい赤に思わず目を奪われました。

赤は茜という木の根っこから抽出した染料で草木染をしています。
この赤は深みを出すためにほんのりと藍が加えられているかもしれません。

そして目を引くのはこの真ん中の緻密な模様!

黄色と紺と赤が規則的に織り込まれ、遠くからみると濃いグリーンのようなブラウンのような…玉虫色のようにも見えます。
1目1目色を替えて糸を織る作業はとてつもない集中力と根気が入ります。
それゆえ、この抽象的な模様からは何やらパワーのような、織り子さんの並々ならぬ思いが伝わってくるような気持ちになります。

 

 

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3つめはこちら

こちらも模様がとっっっても細かい繊細な1枚です。

こちらはルリバフトという種類で、ギャッベを織る織り子さんは主に遊牧民ですが、このギャッベはルリ族という定住民の織り子さんが織っています。

ルリバフトは数がとても少ないので見つけたらラッキーです!

特筆すべきはなんといっても美しく繊細な文様です。
ギャッベのふかふかさとペルシャ絨毯のような豪華な文様は、それぞれの良いとこを取ったような絨毯で、一目惚れで選ばれる方も多くいます。

模様はギャッベの故郷であるイランのモスクから着想を得ています。

無数のアラベスク模様もギャッベに落とし込むことで、日本の家にも馴染みやすい素朴な雰囲気になりますね。

 

 

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4つめはこちら

なんだか不思議な雰囲気をまとったミニギャッベです。

四角いフレームの中に描かれた、なんとも言えないバランスの六角形。
織り子さんはどのような思いで織ったのでしょうか…

六角形といえば「亀甲文様」と言い、日本では縁起の良い図形ですね。
また、安定や調和などを表したり蜂の巣も六角形のハニカム構造になっていたり…
飾っておくと日常に良い運気を運んでくれそうですね。

 

 

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最後はこちら

皆さんは何の柄に見えますか?

 

正解はなんと「木」です!

きっちりと左右対称に描かれた大きな大きな1本の木。

真ん中の木から左右に向かい無数の枝が伸びています。
そして木には葉や花ではなくたくさんの実がついています。
どれも下に向かって実っているため、十分に熟した実を表しています。
実り多き人生を願って織られた、思いの詰まったギャッベです。

 

 

いかがでしたでしょうか。

アートギャッベの文様にはそれぞれ織り子さんの思いやこだわりがたくさん詰まっています。

何気ない色にも意味が込められていたりと見れば見るほど、知れば知るほどギャッベの奥深さに気付かされます。

展示会期間中は250枚のギャッベをご覧いただけますので、ぜひこの機会にギャッベの持つパワーを感じてみてください!

 

[9/15-24] 第17回 暮らしのアートギャッベ 250枚展

 

 

 

Morita

 

 

 

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