0127 照明にもこだわりを

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0127 照明にもこだわりを

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2015/10/19（月）

皆さまこんにちは。
千葉のインテリアショップCLASSICAのモリタです。

本日はご新居の家具や照明など、全体のインテリア提案させていただいたI様のご紹介です＊

I様のおうちは豊かな自然に恵まれたロケーション。
登り坂の小道を進むと…

ステキなおうちが目の前に広がります。

煙突、リビングの大きな窓…
I様邸のお図面を初めて拝見した時、ここでご提案するのはシンプルでフォルムがきれいなもの、そしておうち同様に長く使うことで、より雰囲気が増すような素材の良さが活きている家具や照明が良いと直感的に思いました。

どんな雰囲気でコーディネートするか、I様の好みのテイストなどをヒアリングしました。
お好きなお色はホワイト、他にもお好みのインテリア画像をいろいろお送りいただき、I様の飾らないやさしい雰囲気と、このスケールのおうちをより引き立てるフォルムと素材の良いアイテムをセレクトしました。

まずはエントランスホール。
天井と床は杉の無垢材が貼られています。
お家の顔でもあるこの場所は先日開催した展示会にてお選びいただいた、草木染めのアートギャッベを壁飾りました。
その横に置いたのは英国アンティークのアーコールチェア。

アートギャッベはイランの遊牧民「カシュガイ族」が織る、伝統的なラグです。
I様が選んだギャッベは、ベースに無線色のウールを使用し、そこに草木染めしたウール糸で文様を描いたデザインです。
ナチュラルな雰囲気がI様邸にぴったりですね。

エントランスを抜けて一歩室内へ…
暖炉のある吹き抜けの先には、広々としたリビングダイニング。
リビングには窓のシェードのペールブルーに合わせて、ブルー系のギャッベをアクセントに敷きました。

ギャッベは毛の光沢感や流れがあるので、濃く見えたり淡く見えたりと、見る方向や光源の向きによって表情が変わります。
杉材とホワイトを基調としたシンプルなおうちなので、同系色のホワイトやベージュでやわらかくまとめるのも良いですが、ぼやっと見えてしまう場合もあるので、I様のようにブルーなどの差し色が程よく入っているとインテリアにメリハリが生まれるので、空間をより効果的に演出してくれます。

アクセントカラー選びに迷われた時はギャッベがおすすめです。
落ち着いた色味から派手めな色味まで…多彩なバリエーションがありますが、どれも自然素材の染料なので、鮮やかそうに見えるカラーも意外とすんなりお部屋に馴染んでくれます。

ダイニングには、ロンドン出身のデザイナー「ジャスパーモリソン」のGLO-BALLの照明を合わせました。

正円ではない、お饅頭のようなあたたかみのあるシルエットが特徴の照明。

GLO-BALL Pendant（グローボールペンダント）

スーパーノーマルなデザインが得意なジャスパー・モリソン氏。
普通に見えるデザインの中にもどこか計算し尽くされた美しさを感じますね。

徹底的にシンプルなデザインからやさしく暖かく照らされる光が、このおうちの象徴的になるよう設置しました。
坂を登って…大きな窓越しに見える風景…太陽のような光が迎えてくれるように…

ぜひ照明やインテリアを考える際、外から見た印象もイメージしてみてください＊
夜、おうちに帰ってきた時に見える風景もステキに演出されていると、1日の疲れも少し軽くなるかもしれませんね。

ダイニングテーブルにお選びいただいたのは、オーク無垢材の非常にシンプルな角脚のもの。
今まで様々な家具を見てきたCLASSICAのスタッフオが、「オーク無垢材のテーブルならこれ！」と自信を持ってオススメできるメーカーさんのものを選びました。
シンプルな形だからこそ、素材の良さをよりダイレクトに感じます。
毎日の何気ないお料理や器も、ワンランク上の雰囲気に演出してくれそうですね。